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『出稼げば大富豪 運命が変わる編』 ~クロイワ ショウ~ [クロイワ・ショウ]


 バリ島にアニキがいたから、アニキの成功法則に出合ったから、

 「ぼくの人生が変わった!   たくさんの人の人生が変わった!」


出稼げば大富豪 運命が変わる編 (調子ぶっこきシリーズ)

出稼げば大富豪 運命が変わる編 (調子ぶっこきシリーズ)

  • 作者: クロイワ ショウ
  • 出版社/メーカー: ロングセラーズ
  • 発売日: 2010/11/25
  • メディア: 単行本



<著者のプロフィール>
 クロイワ ショウ(くろいわ しょう)
 1979年生まれ。
 近畿大学生物理工学部生物工学科卒業。
 奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士後期課程在学中。
 専門は遺伝的アルゴリズムの実世界応用。
 ホーブフル・モンスター株式会社代表取締役。
 ほぼノンフィクション作家。
 奈良県倫理法人会会員。


<その他の著書>
 『出稼げば大富豪』
 『出稼げば大富豪②』
 『出稼げば大富豪・実践編』


<著者のHomePage等>
 ダツビン黒岩の全国行脚の旅


<この本との出会い
 前著「出稼げば大富豪 実践編」から引き続き愛読してます


<本の構成>

 まえがき

 第1章 ★バリの兄貴と、もう一人の「ばけらった級企業第経営者」との出会い
 第2章 ★師をみつけたら、行動を共にすることで、直接学ぶ
 第3章 ★モズになって世界に打って出よ
 第4章 ★本来の人間たるやを取り戻せ
 第5章 ★自分に執着しなくなった奴ほど人に優しい
 第6章 ★知識や結果より過程、行動に移すことこそ尊い
 終 章 ★人生を変えるツアー

 ツアー参加者からの手紙
 あとがき
 参考文献

 ページ数 353ページ
 読書時間 2時間


<以前紹介した著書>
 『出稼げば大富豪』
 『出稼げば大富豪②』
 『出稼げば大富豪 実践編』


<関連動画
 クロイワショウ 出稼げば大富豪セミナー


<関連記事>
 なし





<本文からのご紹介>

 たとえれば話しは一気に伝わりやすくなる


 「さて、谷ヤン」

 兄貴は、両腕にアゴを乗せて、谷先輩を見やった。
 谷先輩は「はい」と身を乗り出した。
 これだけみると、ヤクザの組事務所のような雰囲気である。

 「今から、北側に借りた土地に、テナント貸しにするための計画を
 立てよか」

 「へ!?」と、虚を衝かれたような顔の谷先輩。

 「駐車場じゃなかったんですか?」

 兄貴は、まだ、谷先輩に、その土地の意味を伝えていなかったようだ。

 「どういう仕掛けがあるんですか?」

 兄貴は、ニヤッと笑って、タバコの煙を吹き上げた。
 そして、突然、

 「おい、クロイワ」

 と言って、ぼくを見た。

 「おまえ知ってるよな? 教えたれ」

 ぼくは、必死のビビンバで、マタガシカル理論
 わらじ履かせまく理論を説明する。

 つまり、バビ・グリン店だけで勝負をするのではなくて、保険のようにして、
 別のテナント貸し用の土地を用意することで…

 谷先輩はキョトンとした顔でぼくを見ていた。

 「アカン。完全にわかりにくい」

 突然、兄貴が叫んだ。

 「おまえなあ、人にものを伝えるときに、どういうことが大切か、わかる?」

 兄貴は、眼を細め、僕の回答を待っている。
 それは、チョト、あのー、わかりません。

 「いつも、おれどうしてる?」

 うーん。それは…

 「たとえまくってないか?」

 そう言って、兄貴は白い煙を吹き上げた。
 たしかに、兄貴は「たとえのオオカミ」である。

 「たとえんねや。そしたら、話は一気に伝わりやすくなる。そう思わん?」

 たしかに、「わかった」という感覚は、比喩によって得るときが多い。

 「どんだけええ商品でもさあ、その良さが伝わらないと売れないやんけ。
  ちがう?そしたら、おまえ、たとえの達人にならなあかんやんけ」

 兄貴はチューっとタバコを吸った。

 「ほんだら、たとえるとき、どういうことに注意したらいいか、わかる?」

 パフー
 白煙が虚空に吹きあげられた。

 えっと、その、似たものにたとえるとか、ですか?

 「ちがうな。鉄鉱学の専門家がおったとしんかいな。そいつが鉄鉱石の話しを
 火山学の話にたとえたところで、悪いけど、おれにはさっぱりわからんよ」

 それは、そうですね。
 ということは、その相手に合わせてという…

 「せや!完全にそう!」

 兄貴は叫び、先からこぼれ落ちそうになっていたタバコの灰を灰皿にポンと落とした。

 「伝えるという技術は、年齢とか分野とか、相手に合わせてたとえ方を変える
  とこにあんねや。優秀な営業マンは、相手に成りすまして、たとえ話を起こしよる」

 兄貴はニッと笑った。

 たしかに、出来る人は、例外なくたとえ上手な気がする。内容もシンプルで短い。
 それに、人にうまく説明できるかどうかで、自分が本当にわかっているかどうかも
 わかる。
 相手に合わせて、たてえ呆けよ!

 よし、これを「たとえ達人理論」と命名しよう。

 CMUの金出武雄先生も、
 「技術的な話でも、人にわかりやすく説明する時に、適切なたとえを使うと有効」
 と述べている(※しかし、わかりやすいからといって、誤謬がないとは限らない点は、
 注意が必要である)

 説得するには、先に納得させた方が早い。
 たとえは納得させるのに有効なのだろう。

 じゃあ、たとえの達人になるには、どうしたらいいんですか?

 素朴な疑問が、ぼくの口をついて出る。

 「雑学やんけ」

 兄貴は即答し、ぼくをギロっと見た。

 「いろんなことを知っていれば、置き換え効くやんけ。だから、おれ好奇心重要や
  いうとんねん。好奇心持ってたら、いろいろ学ぶやんけ。おまえが工学博士なら、
  おれは雑学博士や」

 兄貴はニッと笑い。
 ゴクゴクゴク。ガチャンと、手元のコピを飲み干した。

 「一事を磨くのもええけど、それと同時に、いろんな経験積んでないと、部品にしか
  なれないちゅうことをよーく覚えとけよ」

 今、日本では大学院に進むほど、就職口は狭くなっていく。
 企業は採用したがらないんだ。
 その理由の「応用が効かない」とは、「置き換えが効かない」と同義かもしれない。
 学んだことのどれが、後に、役立つかわからない。
 広く学ぶことが、多様な環境変化に対しヘッジ機能を果たすのだろう。

 裏を返せば、そうした知識の埋蔵量が少ないと、トラブルに弱い。



 『出稼げば大富豪 運命が変わる編』P263~273より




 
 久々のブログ更新です…
 読んだ本は沢山あり、紹介しなければならないと思ってましたが、
 ちょっとイロイロあり、更新期間が空いてしまいました。
 ゴールデンウィーク突入ということで、これから、ガンガン更新して行きたいと
 思います。(たぶん…)
 さて、今回はクロイワ・ショウ先生の出稼げばシリーズ!その第4作目となります。
 気がつけばこの出稼げばシリーズ、もう4冊目なんですね~。
 それでいて、4冊にもなるので、さすがにもうネタはないんじゃないかと、
 読み始めてみると、これまた、まだまだフトコロの深い所を兄貴は見せてくれます。
 本文からは、”たとえれば話しは一気に伝わりやすくなる”を取り上げました。
 兄貴はとにかくたとえ上手だと思って読んでましたが、それは、人にわかりやすく
 説明するために、あえてそうしていたんですね。しかも、その基本に必要なのが、
 好奇心と雑学の知識ということは、深く同意します。
 私自身も好奇心旺盛で、とにかくイロイロな事に興味があります。
 そして興味が出たら調べて、調べると人に話をしたくなる、この循環が大切なん
 ですね~。これからも、好奇心旺盛で取り組んで行きたいと思います。
 皆さまも是非とも、雑学王を目指して、好奇心旺盛に取り組んで見たらどうでしょう!?
  
 <こんな人へおススメ>
 人と話はしたいが、うまく話すことが出来ない人
 今の仕事でいいのか? そんな悩みを持つ人に読んで欲しい一冊ですね。



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