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『光に向かって100の花束』 ~高森顕徹~ [高森顕徹]

大切な忘れ物を届けにきました。

  最近何をやってもうまくいかなくて、かなりしょげていました。でも、この本を読んでいるうちに、
  だんだん元気が出てきました。
  いろんな人に、いろいろ励まされても、よけい落ち込んでいたのに、この本は素直に前向きになれました。
  心にグッときて、自分で自分の考え方を変えようという気にさせてくれました。 いい本です。
  ~千葉船橋市 17歳・女子~


光に向かって100の花束

光に向かって100の花束




著者のご紹介です。
 高森顕徹(たかもり けんてつ)
 昭和4年(1929年)生まれ。富山県氷見市生まれ。
 龍谷大学卒。浄土真宗親鸞会会長。
 日本各地や海外で講演、執筆など。
 著書の「光に向かって100の花束」、「なぜ生きる」を監修
 さらに詳しいことは著者のHomePageへ → 高森顕徹公式サイト


なぜ生きる

なぜ生きる

  • 作者: 明橋 大二
  • 出版社/メーカー: 1万年堂出版
  • 発売日: 2001/04
  • メディア: 単行本



全部で100の素敵な教えが記述されています。その中から何話かをご紹介します。
※最近、高森顕徹公式サイトでも公開され始めていますので、そちらも見て下さい!




 「かんしゃくの、くの字を捨てて、ただ感謝」

 ある高僧のところへ、短気で困っている男が相談にきた。
 「私は生まれつき短気者で困っております。短気は損気と申しますが、まったく腹を立てた後は、
 自分も気分悪うございますし、他人の感情も害して悔やむのですが、後の祭り、どうにもなりません。
 なんとか私のこの短気を、治していただきたいと思って参上いたしました」
 ニコニコ笑いながら聞いていた高僧は、
 「なるほど、聞けばそなたは、なかなかおもしろいものを持って生まれてきたものじゃ。治してしんぜるほどに、
 その短気とやらをひとつ、私に見せてもらいたい。今もお持ちかな」
 「へえ、短気を今ここへ出して見せろと言われましても、ただ今は、べつに短気をおこすあてもありませんので。
 ただ今は、ございません」
 「しかし先ほど、そなたの話では、生まれつき持っていると言ったでないか。持っていれば、
 身体のどこかにかくれているはずだ。遠慮することはない、おもいきって出してみなされ」
 「いや、ただ今は身体中を探しても、どうも、その短気が見あたりません」
 「しかしどこかにあるだろう、どこにあるのかな」
 「そう言われると困りますが、今のところ、どこにもありません」
 「そうじゃろう。ある道理がないのだ。そなたは、生まれながら短気じゃと言うが、元来、短気というものはないのだ。
 今後、ムラムラとカンシャク玉が破裂しそうになったら、この短気やろう、どこから出てくるのか
 出所を探してみるがよい。どうかしたおりに、そなた自身が出すのだ。自分が出さなければ、
 どうして短気が出るものか。己が出しておいて、生まれつきというのは勝手なことだ」
 と諭したという。

 ならぬ堪忍、するが堪忍。大切なのは心であり、心の持ちようである。

  かんしゃくの くの字を捨てて ただ、かんしゃ







 「親切は決して他人のためにならず、相手を満足に生かせ」
  渡辺崋山の『商売の銘』


 出入りの商人が、あるとき、渡辺崋山に商売の秘訣をたずねた。快く崋山は『商売の銘』を書き与えてる

   (一) 召使より、早く起きよ。
   (一) 十両の客より、百文の客を大切にせよ。
   (一) 買人(かいて)が、気に入らなぬ品を返しにきたならば、売るときよりも丁寧に受けよ。
   (一) 繁盛にしたがって、ますます倹約せよ。
   (一) 小遣いは、一文より記せ。
   (一) 店を開きたるときのことを忘れるな。
   (一) 同商売が近所にできたならば、懇意を厚くし互いに励めよ。
   (一) 出商(でみせ)を開いたら、三ヵ年食糧を送れ。

 いつの時代でも、早寝早起きは健康によし、成功の秘訣である。

 ややもすると金持ちを大事にし、貧乏人をおろそかにしがちであるが、貧しい人たちを大切にし、
 その味方になってあげなければならない。どんなに自分の都合が悪くとも、常に相手の立場に同情し、
 丁寧に応対することが大切である。

 大勢の人々から尊敬されればされるほど、身の言行をつつしまなければならない。
 どんな一枚の紙切れでも、如来聖人からお預かりしている仏法領のものだから、粗末にするのは禁物である。
 いくら恵まれて成功しても、常に初心を思い出し、懈怠横着(けたいおうちゃく)になってはならない。

 ライバルが現れたら、もっと努力精進せよと、自己を磨いてくれる菩薩と拝んでゆくことが肝要である。

  親切は決して他人のためならず、相手を満足に生かすまで、できうる限りの努力を惜しんではならない。






 このような感じで、軽い教えが全部で100話収められています。
 気軽な感じで読めますが、深く内容を考えて読むのも面白いのですよね~。
 この渡辺崋山の「商売の銘」ですが、この話は商売に限った教えではないと思いませんか?
 サラリーマンの管理職の方々にも、通じる教えだと思います。
 わたしなりに、現在風にアレンジすると・・・
   (一) 自分の部下より早く出社せよ。
   (一) 大きな仕事よりも、小さく細かな仕事を大切にせよ。
   (一) お客様からのクレームは、相手を紳士だと思いより丁寧に受けよ。
   (一) 繁盛にしたがって、ますます倹約せよ。
   (一) 経費は1円からつけよ。
   (一) 自分が部下だった時に気持ちを忘れるな。
   (一) ライバルとなる会社を見つけ、懇意を厚くし互いに励めよ。
   (一) 支店を作る場合は、3年間は継続せよ。
 こんな感じになりませんか? 
 さらに、意味をつきつめていくと、リッツカールトンのクレドにもつながる気がします。
 
 これの他にも、ソクラテスの話や、大石内蔵助の十三年間など 素敵な話が満載です。
 是非ともご一読下さい!

 それでは


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