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『学校の勉強だけでは、メシは食えない!』 ~岡野雅行~ [岡野雅行]

世界一の職人が教える「世渡り力」「仕事」「成功」の発想 ペンタゴンやNASAからも注目される”世界一の職人”とは?


学校の勉強だけではメシは食えない!―世界一の職人が教える「世渡り力」「仕事」「成功」の発想

学校の勉強だけではメシは食えない!―世界一の職人が教える「世渡り力」「仕事」「成功」の発想

  • 作者: 岡野 雅行
  • 出版社/メーカー: こう書房
  • 発売日: 2007/11/10
  • メディア: 単行本



世界一の職人が教える仕事がおもしろくなる発想法 (青春文庫 お- 31) (青春文庫 お- 31)

世界一の職人が教える仕事がおもしろくなる発想法 (青春文庫 お- 31) (青春文庫 お- 31)

  • 作者: 岡野 雅行
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2008/02/09
  • メディア: 文庫




著者のご紹介をします。

 岡野雅行(おかのまさゆき)
 1933年(昭和8年)、東京墨田区に生まれる。1945年(昭和20年)、向島更生国民学校を卒業後、
 家業の金型工場を手伝う。20歳ころから本格的に金型の技術を父親に教わり、30代になると
 量産のためのプラントを開発して売るようになる。1972年(昭和47年)に父親から家業を引き継ぎ、
 岡野工業株式会社を設立。従業員6名の東京都墨田区の町工場の代表社員を名乗る。
 以後、リチウムイオン電池ケースなど、従来の深絞りなどのプレス技術では不可能とされてきた
 金属加工を次々と実現させ、「世界的職人」
 「金型の魔術師」として、国内外を問わず大きな注目を集めている。



 この本は、若者からの質問疑問に岡野さんが答えるという形式で構成されています。
 本文のご紹介の前に、岡野さんの経歴を補足します。

 「誰にも出来ない仕事」と「安すぎて人が敬遠する仕事」をモットーに、
 これまでつくった金型は家電、パソコン機器、医療機器など多岐にわたる。
 携帯電話の小型化に貢献したリチウムイオン電池のケースなどをつくったことで、
 その名声が知られることになる。さらに、世界一細い「刺しても痛くない注射針」の量産化にも成功。
 従来、深絞りなどのプレスでは不可能とされてきた金属加工を次々と実現させ、
 ”世界的職人””金型の魔術師”として、国内外と問わず大きな注目を集めている。

 その技術力が認められ、2003年に東京都功労者表彰、2004年に旭日雙光章受章、
 2005年度グッドデザイン賞受賞、小泉純一朗元総理大臣、奥田碩元経団連会長が
 わざわざ時間を割いて訪れた。石原慎太郎東京都知事は岡野を「発明王」と言う。
 ものもんた、村上龍、鳥越俊太郎、永六輔ほか、各界で岡野を慕う人は多い。


それでは、本文からご紹介します。




◎どうして「不可能」といわれていることが可能に?
  どんなふうにして。「痛くない注射針」など、不可能と思われていた技術を現実のものに
  したんですか?普通なら、「これを作ることは物理的に無理です」と言われたら、そこで
  やめてしまうのではないですか?そんな言葉には屈しない、その考え方を教えて下さい。


  ヒントになったのは、40年前に作った継ぎ目のない鈴だった。

 ◎常識を捨てる
  テルモの「痛くない注射針」、正式名称はナノパスっていうんだけど、あれはうちに持ちかけ
  られた難題の中でもとびきりだったね。今までの不屈の反骨精神がなかったら、きっとできなかった
  製品だろう。

  いきさつはこうだ。ある日、医療機器メーカー・テルモの大谷内って研究員が、俺のところを
  たずねて来た。なんでも、1年間で日本中の金型、プレス屋、パイプを扱う製造業者を百件も
  回ってもできる人が見つからないから、うちの話を聞いて来たらしい。どんなものか聞いてみると、
  今までにないような注射針だという。なんでも痛みを感じないくらい細い注射針が欲しいらしい。

  蚊と同じような針を作ると聞いて、俺も最初はびっくりしたね。なんだそりゃと思ったよ。
  だけど彼は真剣だった。テルモの注射針に他にはない付加価値を付けると同時に、1年間に1000本以上も
  インスリン注射を打たなければならない糖尿病患者の苦痛を和らげることができる。
  何度も同じ場所に注射を打つと、皮膚が硬くなって針が通りにくくなってしまうらしいんだ。
  何より、食事のたびに痛い思いをしなくてもいいだろう?

  俺は針の図面を持って来た。設計レベルで20ミリの長さの針で、テーパー状に設計され、太い
  ところで350ミクロン、細いところで200ミクロン、穴の直径が80ミクロンで、流体力学上、液が
  スムーズに流れる様に設計されていた。

  従来の針の作り方は、地球上60億の人が、パイプで作るものだという既成概念でこりかたまっていた。
  つまり、パイプを作ってそれを細かく切るという方法ね。金太郎飴の真ん中が空いているような感じだ。
  これだと、細い注射針を作ることが可能であるけれど、液がスムーズに注入できないという欠点がある。

  その欠点を補うテーパー状の超極細の注射針をつくるヒントになったのは、40年以上前に作った鈴だった。
  あとで詳しく書くが、1枚の板から作る、継ぎ目のない鈴だ。板を丸めちまおうと思った。誰もやったことの
  ない方法だ。誰も通ったことのない道だからこそ、可能性がある。そうだよ、パイプにしようと思うから
  できないんだ。板を丸めれば、できるんじゃないか?

  結果的に、そのときの俺のヒラメキは正しかったのだけれど、それから試行錯誤も長かったね。何度も
  何度も失敗して、量産体制を整えるまでは3年かかった。
  この技術はさらに応用されて、今後は献血針の開発も考えている。細い針だけど、穴をいくつも開ける
  ことにより、一度に多くの血液を採取できるんじゃないのか?

  今、常識として言われている発想を一度捨てて、まったく違った発想で取り組んでみるといい。
  どんなに偉い学者が「無理だ」ということも、可能になるんだから。

  後日談になるけど、あるテレビに出演したとき、いままで1万回以上、インスリン注射を打ってきたと
  いう小学生の子どもさんに、ビデオで「ぜんぜん痛くなかった。作ってくれた人、ありがとう」って
  言われたんだ。これまで生きてきて何よりも感動したよ。







  いかがでしょうか、岡野さん?かなり江戸っ子です。まさに”粋”ですよね~。
  この本のなかでは、岡野さんは、落語をお勧めしています。言葉の種類が少ないと、気持ちが伝わらない、
  もっといろんな言葉を覚えるために、落語を聞いてみな!と。たしかに面白い発想かもしれませんよね~。
  あと、「世渡り上手になれ」とも言ってます。それは、頭のいい人と利口な人の違いを知っておくことだそうです。
  頭のいい人は、勉強すればなれるが、利口な人とは、世渡りが上手な人のことで、社会に出てから本領を
  発揮する人間は、頭のいい人ではなく、利口な人だそうです。たしかにそうかもしれませんね~。
  まさに、頭のいい人は山ほどしますが、どうもうまく生きてない人が多そうです。ポイントは世渡りなのかも
  知れません。岡野さんへの質問は、全部で43あります。その質問に、真剣に回答しています。べらんめぇ口調
  の箇所もありますが、人柄が感じられる作品です。


  ご連絡です。
  8月30日(土)10:00~11:20
  金森俊朗先生の「涙と笑いのハッピークラス」の再放送を中心に、「子どもの心の扉をノックする」を加味し、
  NHKアーカイブス 「教育現場で大切なものは何か? 金沢市にある公立小学校の金森俊朗先生と
  子どもたちの心のつながりを通して考える」が放送されます。

  きっと素敵な番組ですので、このブログを見て頂いたあなた!これは何かの縁です、是非ともご覧下さい。



  予備知識として、かなもりとしろうのへや→いっしょにハッピーに生きようぜ!!もどうぞ!

  ちなみに私は今この本↓を読んでます。
  それでは また!
  

子どもの力は学び合ってこそ育つ―金森学級38年の教え (角川oneテーマ21 A 73)

子どもの力は学び合ってこそ育つ―金森学級38年の教え (角川oneテーマ21 A 73)

  • 作者: 金森 俊朗
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 新書



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