So-net無料ブログ作成
比田井和孝・美恵 ブログトップ

『私が一番受けたいココロの授業』講演編 ~比田井和孝・美恵~ [比田井和孝・美恵]


 与える者は、与えられる―。
 2009年11月3日ココロを熱くした講演会を完全再現!


私が一番受けたいココロの授業 講演編 与える者は、与えられる―。

私が一番受けたいココロの授業 講演編 与える者は、与えられる―。

  • 作者: 比田井 和孝
  • 出版社/メーカー: ごま書房新社
  • 発売日: 2010/02/27
  • メディア: 単行本



<著者のプロフィール>
 比田井和孝(ひだいかずたか)
 上田情報ビジネス専門学校副校長。形ばかりの就職指導ではなく、人生を考えるための
 授業を展開。全国からの講演依頼が後を絶たず、講演実績は32,000人を超えた。学生時代は
 オーストラリアに3度も行き、野宿しながらバイクで大地を走り回ったという、冒険好きな一面もある。

 比田井美恵(ひだいみえ)
 上田情報ビジネス専門学校校長。
 京都市内で大学生活を送り、神奈川県のソフト会社に2年間勤めた後、
 同校教師となる。2006年6月より発行を始めたメルマガ「私が一番受けたい授業」の
 読者は現在5000名。
 公開授業や講演会の企画を嬉々として進める、段取り好きな一面もある。


<この本との出会い>
 以前『私が一番受けたいココロの授業』を読んでおり、その最新刊ということで購入しました。

 
<本の構成>
 はじめに
 プロローグ
 1st stage「ココロの授業」誕生秘話
 2nd stage 与えるものは与えられる
 3rd stage 歴史に学ぶ「与える心」
 Final Stage人はいつからでも生まれ変われる
 エピローグ
 本書に登場した方のプロフィール
 おわりに
 
 ページ数 176ページ
 読書時間 2時間

 


<本文からのご紹介>
 
 3.2「与える心」は時を超える
 歴史に学ぶ、2つ目のお話です。1890年、明治23年のことですが、
 オスマン帝国…現在のトルコ共和国の船、
 エルトゥールル号が、折からの台風による強風にあおられ、
 紀伊大島の樫野崎に連なる岩礁に激突、沈没する。という大惨事が起こりました。

 エルトゥールル号というのはトルコの軍艦なんですが、
 別に日本に戦争をしに来ていたわけじゃないです。
 友好的な外交の役割を持って日本を訪れ、横浜港に数カ月停泊した後、帰国する途中でした。

 実は、日本政府は「今は台風が来ているから」と、出港を止めたんです。
 でも、事情があってエルトゥールル号は帰らなくればならなくて、
 この日、横浜港を出航したんです。

 そして、案の定、台風に遭ってしまい、紀伊半島の先の紀伊大島という
 小島の岩礁がすごく出ている岬の樫野崎に座礁して、
 そして沈没してしまったんです。乗組員のほとんどが海に放り出されて、
 587名もの方が死亡もしくは行方不明になっています。

 だけど、中には一命をとりとめた乗組員もいて、
 命からがら、灯台のある崖を登ったんです。
 40メートルもの崖を必死に登って、灯台守に助けを求めました。

 灯台守は驚きますよね。明治23年の田舎ですから、外国人なんて見たこともないんです。
 目の前にでっかい外国人が現れて、全身血だらけ、傷だらけ。服もボロボロ。

 灯台守は、ビックリして、「大変だ!」と、
 当時の大島村の村民達を大急ぎで呼びに行きました。
 小さな島ですから、そんなにたくさんの人は住んでいません。50軒くらいしかなかったそうです。
 それでも、その人たちをかき集めて救助に向かったんです。

 みんなで海岸に降りると、船の破片と、おびただしい数の遺体…。
 村の人達は、泣いたそうです。
 遠い国から来て、日本で、こんな冷たい海で亡くなっていくなんて…。

 中には、わずかに息をしている人もいましたが、
 体が冷え切っているんです。大島村の人たちは急いで自分の服をぬいで、その人達を抱きしめ、
 自らの体温で温めてあげたりしたんだそうです。

 そして、まだ命があった69人の人達を小学校やお寺に収容して看病しました。
 食糧も与えます。服も与えます。

 でもね、大島村というのは、漁業の村なんです。
 あいにく台風の時期で、食料があまりなかったんですね。
 今と違って、貧しい時代ですよ。
 そこへきて、いきなり69人もの人の食料といったって、
 わずか50軒ばかりの村ですから、すぐに底をついてしまいました。
 食料を全部与えても、それでも足りないのです。

   どうしようか…と困り果てていたときに、
 「あの鶏を食べさせるしかない!」という声が出たんです。
 大島村では、この村に何かがあった時のためにということで、
 非常食用として、鶏を飼っていたんです。
 村の人達が、大切に大切に育ててきた、最後の砦とも言える鶏です。

 そんな大事な鶏でしたが、大島村の人達は、「人の命には代えられない」と
 乗組員の人達に、全部食べさせてあげたんです。与えまくったのです。すごいですね。

 さらに翌日には、和歌山県知事を通じて当時の明治天皇にこの連絡が入ります。
 明治天皇は本当に悲しんで、すぐに、日本政府をあげて救助に向かいました。

 救助と言ってもほとんどの方が亡くなっています。
 それでも、たくさんの遺体を何日もかけて引きあげてきて、
 丁重に埋葬してあげたんですね。
 さらに、日本政府は、生き残った69人の乗組員の人たちを
 数か月後に「金剛」と「比叡」という2つの軍艦でトルコに送り届けてあげました。
 日本中からたくさん集まった義援金も、お渡ししたそうです。

 大島村の人達、本当にすばらしいことをしたと思います。
 でもね、私は、大島村の人たちが、
 たまたま親切な人達ばかりで、人間性が高かったから、
 こういうことができたんだ、とは思わないです。
 当時、日本という国は、そういう国だったんじゃないですかね。

   暮らしは貧しかったと思います。でも、みんな、思いやりの心を持っていて
 困っている人がいれば助けてあげる、
 …それが当たり前の国だったんだと思うんです。

 話は変わりますが、
 時は過ぎて、それから約1世紀経った95年後の1985年、
 イラン・イラク戦争が起こりました。
 この時、イラクの当時の大統領、サダム・フセインが、
 とんでもないことを言い出しました。
 「今から48時間後にイラン上空を飛ぶ
 すべての飛行機を打ち落とす」と言ったんです。
 民間機、軍用機関係なく打ち落とすと。ありえないです。

 イランには、外国からたくさんの人たちが
 仕事やらいろいろな事情で来ていたそうです。
 この宣言が出てから世界各国はびっくりして、
 一刻も早く国民を助けなければ…と
 イランにドンドン飛行機を飛ばして、自国の国民を連れて帰りました。

 日本人も215人、まだイランに残っていたそうです。
 だけど、この時、日本政府は出遅れました。
 本当は、こんな危険なところですから、
 自衛隊の軍用機を飛ばせばいいのですが、憲法9条があって、
 当時、自衛隊は海外へ行けなかったのです。

 そこで、日本政府はある民間航空会社にお願いをします。
 飛行機を飛ばしてくれって。日本人を助けてくれって。
 ところが、その会社からは、反対の声が出るんです。
 「自衛隊も飛ばせないようなそんな危険なところに、
 何で民間人を行かせるんだ」って。
 もめにもめているうちにタイムリミットは迫ってきます。
 他の国の人達は、みんな自国の飛行機が迎えに来て、
 どんどんイランから飛び立っていくのに、
 日本人だけ、まだ飛行機が来ない。

 だけど、そのタイムリミット48時間のほんの1時間15分前に
 テヘラン空港に2機の飛行機が降り立ちます。
 そして、日本人を乗せてくれたのです。日本人は喜びました。
 「ああ、これでやっと生きて日本に帰れる!」って。
 そして、この飛行機は、
 すべての日本人を乗せて飛び立っていきました。
 でもこの飛行機、実は日本の飛行機じゃなかったんです。
 トルキッシュエアライン、トルコ航空…民間機でした。

 なぜトルコの飛行機が日本人を助けてくれたんでしょうか。
 元駐日トルコ大使のネジアティ・ウトカンさんは、
 こう言ったそうです。

 「95年前のエルトゥールル号の事故に際し、
  大島の人達や日本人がしてくださった献身的な救助活動を
  今もトルコの人たちは忘れていません。
  トルコでは子供たちでさえ
  エルトゥールル号のことを知っています。
  それを知らないのは日本人だけです。」

 …実はこの時、日本政府はどうにもならなくなって
 トルコに頼んだんです。飛行機を出してくれって。
 そのときトルコ政府は二つ返事でOKしたそうです。

 でも民間機ですから、航空会社に連絡が行きますよね。
 パイロットたちを集めて、行ってくれる人を探すわけですよ。
 「これから日本人を助けるために飛行機を出さなければならない。
 すごく危険な所だが、誰か行ってくれないか」と言った時に、
 何人ものパイロットが手を挙げたそうです。
 「私が行きます、私が」って。
 「日本人を助けるためだったら、喜んで行きます」
 って何人も手を挙げてくれたそうです。

 日本人、は日本人を助けることができませんでした。
 危険だからという理由で、飛行機を飛ばせなかったんです。
 その飛行機をトルコの人達は二つ返事で出してくれたんです。
 トルコの人達は、忘れていなかったんですね。
 自分達の先祖が受けた恩を。

 <中略>

 実はこの話はまだ続きがあって
 1999年にトルコ地震があった時には、
 トルコ航空で助けられた商社マンや銀行マンたちが、
 すぐに義援金を集めて寄付したそうです。

 与える心は、与えられる心を呼ぶんですね。
 時を越えてまでも、つながっていくんですね。

 『私が一番受けたいココロの授業』講演編 P129~P135 ※一部略




 感動てんこ盛りの凄い本です。まさに出し惜しみ無しの与えまくりの本ですね。
 前作もとても感動させていただきましたが、今回も涙と感動で読むのが大変でした。
 (私は不用意にも機内で読んでしまい、涙をおさえるのが大変でした…)
 比田井さんの師匠の一人である、佐藤芳直さんのお話、2人目の師匠である、
 木下晴広さんとの出会いの話、そして何と言っても涙無しに読めない、中村文昭さんの話。
 これは必読ですよ!さらに『鏡の法則』の野口嘉則さん、私の尊敬する
 『手紙屋』の著者、喜多川泰さん、実践例として、上田情報ビジネス専門学校の
 生徒さんのお話とまさしく幅広く感動盛りだくさんです。
 本文からは、歴史に学ぶ与える心からご紹介致しました。
 いや~このトルコのお話は感動しますよね。以前テレビで紹介されていて、
 素敵な話だな~と感じていましたが、より細かく話の内容を知ることで、
 熱く感動することができますよね。しかも、トルコ地震の時に、トルコ航空に
 助けられたビジネスマンが義援金を集めたと聞き、まさしく与える心は今でも
 つながっているんですよね。
 この本では素敵なお話が盛りだくさんですが、何か行動を起こしたくなる
 そんな効果が含められています。本でもこれだけ感動し行動したくなると言うことは
 実際の講演会ではもの凄い感動と、行動欲求が体の芯から溢れること間違いなし
 なのではないでしょうか。いや~是非とも一度講演会に参加したいものです。





nice!(2)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:

『私が一番受けたいココロの授業』 ~比田井和孝・美恵~ [比田井和孝・美恵]

『働くことの本当の意味』と『心のあり方』がわかる、心震える語りがここにある。


私が一番受けたいココロの授業―人生が変わる奇跡の60分

私が一番受けたいココロの授業―人生が変わる奇跡の60分

  • 作者: 比田井 和孝
  • 出版社/メーカー: ごま書房
  • 発売日: 2008/07
  • メディア: 単行本



<著者の紹介>

 比田井和孝(ひだいかずたか)
 上田情報ビジネス専門学校就職課主任。形ばかりの就職指導ではなく、人生を考えるための
 授業を展開。全国からの講演依頼が後を絶たず、講演実績は5000人を超えた。学生時代は
 オーストラリアに3度も行き、野宿しながらバイクで大地を走り回ったという、冒険好きな一面もある。

 比田井美恵(ひだいみえ)
 上田情報ビジネス専門学校教頭。京都市内で大学生活を送り、神奈川県のソフト会社に2年間勤めた後、
 同校教頭となる。2006年6月より発行を始めたメルマガ「私が一番受けたい授業」の読者は現在3000名。
 公開授業や講演会の企画を嬉々として進める、段取り好きな一面もある。



<この本との出会い>

 Amazonのお勧め本からのご紹介です。





<本文のご紹介>

 オリエンテーション
 「幸せ」になるための授業、約束します!
  吉田松陰の松下村塾 ~佐藤芳直さんのお話より~ など

 1時間目
 「あいさつ」は自分を変える。 自分が変われば周りの世界が変わる。
  あいさつとは相手に心を開くこと ~木下晴弘さんのお話より~ など

 2時間目
 「掃除」は「心」もきれいにできる
  鍵山秀三郎さんの「掃除道」に学ぶ“掃除の心”(株式会社イエローハット社長) など

 3時間目
 「素直」は人をどこまでも成長させる
  素直とは、時間を味方につけること ~船井幸雄さんからの教え~ など

 4時間目
 「人生の役割」を見つければ、進むべき道が見つかる
  世界のHONDA、本田宗一郎さんの生きざま など

 特別授業1
 「おもてなしの心」 -ディズニーランドに学ぶ
  ピーターパンからの手紙 など

 特別授業2
 「ツキを呼ぶ魔法の言葉」 -五日市剛さんに学ぶ
  五日市さんの特技は「人のあら探し」だった!? など

 特別授業3
 「与える者は与えられる」 -『鏡の法則』著者:野口義則さんに学ぶ
  ジミー・カーチスの話

 下校前に
  雁の群れの秘密



 この本のタイトル「私が受けたいココロの授業~」は奥様である、比田井美恵さんが、夫の授業を受けさせてと
 何度お願いしてもかたくなに拒否されたことにより、このタイトルになっているそうです。
 私もこの授業は受けてみたいな~と思います。本文から何点かご紹介したかったのですが、どの内容も素敵で
 どこを紹介していいのか悩んでしまいました・・・。それは、それぞれの授業のつながりが大切で、どれが欠けても
 比田井さんの本当に伝えたいことにならないからと思いました。その本当に伝えたいこととは、「3つの約束」に
 なるのではないでしょうか。3つの約束とは、”あいさつ”、”掃除”、”素直”のことだそうです。
 この3つの約束を本当に理解出来ると、人間力が高まり、人生が変わると・・・。この一冊には様々な人物が
 登場します。まさにお買い得な一冊だと思いますね~。是非とも近所に比田井さんが講演でいらっしゃる機会が
 あれば参加してみたいと思います。





nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:
比田井和孝・美恵 ブログトップ
メッセージを送る

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。