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『一日一生』 ~酒井雄哉~ [酒井雄哉]

大丈夫。
明日はまた、新しい人生が生まれてくるから
千日回峰行を二度満行、現代の“生き仏”からのメッセージ


一日一生 (朝日新書)

一日一生 (朝日新書)

  • 作者: 天台宗大阿闍梨 酒井 雄哉
  • 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
  • 発売日: 2008/10/10
  • メディア: 新書



<著者のご紹介>

 酒井雄哉(さかい ゆうや)
 比叡山飯室谷不動堂長寿院住職。
 1926年、大阪府生まれ。太平洋戦争時、予科練へ志願し特攻隊基地・鹿屋で終戦。
 戦後職を転々とするがうまくいかず、縁あって小寺文頴師に師事し、40歳で得度。
 約7年かけて約4万キロを歩く荒行「千日回峰行」を80年、87年の2度満行。
 その後も国内や世界各地を巡礼している。


 酒井雄哉さんのホームページはこちらです → 酒井大阿闍梨のホームページへ

<この本との出会い>

 以前、「絶望に効くクスリでVol12」でご紹介されておりました。
 今回、立ち寄った本屋で見かけ購入しました。


 以前の絶薬の記事も参照してください → 「絶望に効くクスリでVol12」へ
 



<本文からご紹介>

 本当は同じものを 見ているのかもしれない

 世の中、争いが絶えない。大きな戦争や小さな論争、いざこざ・・・。どうしてそんなことになるんだろう。 たとえば、円筒形のもの、ペットボトルが目の前にあるとしよう。その周りに三人が座っているとする。ある人からみると、ペットボトルの商品名が見えるから、このものは「これは○○(商品名)だ」と主張する。別の人からみると、イラストが見える。だから「これは山が描かれている」と訴える。真上から見ている人には、丸いものに見える。だから「これは丸いじゃないか」となる。「いや、違う」「正しいのは自分だ」「それは違う」・・・、そんな言い争いが多いんじゃないか。
 本当は同じものを見ているってことはないだろうか。見方が違うだけで。人の目は、自分はちゃんと見ているつもりでも、角度や視点、経験、いろいろなもので案外簡単に左右されてしまう。ぼくも、毎日立ったまま歩き続ける常行三昧という修行の後で、九十日ぶりに横になった時に、天井が目の前に立ちふさがる壁に見えて驚いたことがある。
 争いになった時には、とかく相手を負かそうと躍起になったり、自分は絶対に正しいということを主張しがちだけれど、どうして意見が違うんだろうと考えたり、じゃあ何か「根本的な原点」はないだろうかと探してみる姿勢が大事なんじゃないかな、どうしても右と左の折り合いがつかないなら、真ん中、「中庸」を採るのもいいだろう。こっちはこっち。だが、あんたたちの言っているのも分かる、と。
 ものごとを一つだけ見て、パパパパッと見てやってちゃいけないっていうことだよ。ゆっくり構えてな。
 仏さんは、人間がたわいのない子供みたいな言いっこしているのを見て、「知ったかぶりしおって」ってあきれているかもしれないよ。





 酒井さんは千日回峰行(約7年間かけて比叡山中を1000日間、回峰巡礼するなどの修業法)を
 2度満行するという偉業を成し遂げたとても凄い人なんです。(過去400年で3人しか存在しない)
 そんな凄い人なのに、この本を読むととても穏やかな人柄があふれています。
 「あせらず、あわてず、あきらめず、無理をしない」、この本を1枚めくると、そんな言葉から始まります。
 難しい仏教の言葉はあまり出てこないので誰でもすーっと読むことができますね。
 今回本文からご紹介したのもペットボトルを例としておりますが、「中庸」のことに関しての説明です。
 「中庸」っていうと、何か難しいイメージがありますが(この中庸の”庸”の文字が受けるイメージでしょうか)
 こんな感じで身の回りの話で置き換えてみると、実は見方が違うんじゃないかと、原点はなんなのか?
 それでも左か右の判断がつかない場合は、真ん中を選択する「中庸」ってのもあるよということですね。
 解り易いと思いませんか?でも実践するには、なかなか難しいんですよね~。解っちゃいるけど、
 なかなか自分のエゴを押し通そうとしてしまう。自分の間違いを素直に認めることができない。
 いきなり素直な気持ちでゆっくり構えることはできないかも知れないですけど、少しずつ、ゆっくりと、
 大きな気持ちに自分を育てていきたいと思いますね。ん~日々勉強です。
 その他にも素敵な話が満載です。ぱっと見ると、仏教の本だと思われるの
 ですが、すでに15万部も売れているんですね~。この本がこれだけ売れているということは、まだまだ
 日本もイケてるという感じではないでしょうか!





タグ:仏教
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