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『今日は心をみつめる日。』 ~衛藤信之~ [衛藤信之]

 毎日が忙しい、慌ただしい方にオススメの本

 幸福とは、「いま」を深く生きること。

 カリスマ心理カウンセラーが7年ぶりに書き下ろす、
 充実した人生をおくるための方法。


今日は、心をみつめる日。

今日は、心をみつめる日。

  • 作者: 衛藤信之
  • 出版社/メーカー: サンマーク出版
  • 発売日: 2010/11/18
  • メディア: 単行本



<著者のプロフィール>
 衛藤信之(えとう のぶゆき)
 心理カウンセラー。
 日本メンタルヘルス協会代表。
 日本で従来行われている理論中心の心理学に代わり、
 誰の日常生活にも役立つ実践的プログラムを開発。
 その軽快な語り口は心理カウンセラーの枠を越え、
 まるで役者のライブのような臨場感があると評判になり、
 現在、日本一顧問企業数の多いカウンセラーとして、
 多くの人がより自分を輝かせる心理テクニックを教えている。
 また、全国で開催している心理学の教室は、キャンセル待ち
 状態が数年続いている。ここの卒業生の多くが、心を扱う
 ビジネス分野のパイオニアとして様々な方面で活躍するなか、
 彼らの精神的支柱を担い、誰からも大きな信頼を寄せられている。
 別の一面として、インディアンとの生活経験から、インディアン
 カウンセラーとしてインディアンの知恵を伝える語り部としても
 注目されている。


<その他の著書>
 『心時代の夜明け~本当の幸せを求めて~』
 『上司の心理学 部下の心をつかみ、能力を高める』
 『幸せの引き出しを開ける こころのエステ
 『イーグルに訊け~インディアンに学ぶ人生哲学~』
 『マンガでわかる 上司と部下の職場系心理学』
 『マンガでわかる 会社組織が蘇る!職場系心理学』


<著者のHomePage等>
 日本メンタルヘルス協会
 衛藤信之のつぶやき


<この本との出会い>
 衛藤さんの著者は大好きで、ひさびさに新刊が出るということで楽しみにしてました^^


<本の構成>

 目次

 第1章 ほんとうの幸せについて
 第2章 「いま」という瞬間の大切さ
 第3章 自分を愛するいちばんの方法
 第4章 終わりから見ればわかること

 あとがき

 ページ数 207ページ
 読書時間 3時間


<以前紹介した著書>
 『イーグルに訊け』~天外伺朗・衛藤信之~


<関連動画
 『衛藤信之先生 インディアン 心理カウンセラー 講演』



<関連記事>
 なし





<本文からのご紹介>

 人のためにすることは 自分のためにもなる


 …前略

 こんな話があります。ある不登校の女の子が学校へ行くふりをして、実際には、
 公園でベンチに座って時間をつぶしていました。そして日がな一日、公園の
 横にある小さな菜園を耕しているおじいさんの姿をぼんやりながめていました。
 むろん、おじいさんのほうも女の子が気になります。ふつうなら「学校の時間
 やろ。なんで行かんの?」と聞くところですが、おおよそのわけを察した
 おじいさんは、「お嬢ちゃん、ヒマだったら畑仕事を手伝ってくれんか」と声を
 かけたそうです。
 それから、トマトづくりが彼女の日課になりました。肥料のやり方や水やりの
 タイミングなどをおじいさんから手取り足取り教えてもらい、毎日、熱心に
 トマトを育てたのです。
 やがて、彼女が精魂込めて世話をしたトマトが熟しました。その日、女の子と
 おじいさんは収穫したトマトにかぶりつき、顔を合わせて異口同音に「おいしい!」
 と叫びました。
 「こんなにおいしいトマトは初めて食べた」
 とおじいさんはいいました。
 「あんたが心を込めて一生懸命育てたんやから、それも当然や。このトマトなら、
 世界中の誰もが食べたいと思い、食べた人はみんなおいしいと感じるはずや。
 お嬢ちゃん、あんた、すごいなあ。世界中のみんなが喜ぶトマトをつくれるんやから」
 女の子はしきりに照れていましたが、翌日から、行けなかった学校へ行けるように
 なったのです。その理由を、彼女はこう説明しました。
 「だって私、トマトをつくれるもん」
 勉強なんかできなくても、クラスメートからいじめられても、私はおいしいトマトが
 つくれる……そのことが彼女に自信を与えたのです。

 もう一つ、こんな話もありました。阪神・淡路大震災のときのことです。
 被災者の心のケアをするために神戸市長田地区に入っていた私は、避難所で一生懸命に
 働く暴走族の若者たちに気づきました。彼らは「おばちゃん、向こうの避難所行ったら
 何を持ってきたらええの?書き出しておいて!かならず持ってくるから!」
 「あ、これ運ばなあかんの?おれが持つよ」と、物資のピストン運送に走り回って
 いたのです。
 その彼らと、ある日、十数年ぶりに会う機会がありました。
 「衛藤先生と出会ったころのぼくは、あほやったなぁ。どうせくだらない命だ、
 バイクで事故って死んだってかまへん!なんて思ってた。でも、あの地震で自分の
 親戚も何人か死んで、世の中に怖いものがあるってことを知ったんですね。『何して
 んだ、おれは。やることやらな』と思って避難所を手伝うことにしたんです。
 そうしたら、それまでぼくのことをばかにしていたおっちゃんやおばちゃんが、
 ぼくの肩をたたいて、『お兄ちゃん、ありがとな。助かった、ほんとにありがとうな』
 って手を振って送り出してくれた。ぼく、あんなふうに送られたのも迎えられたのも
 初めてやったんです。
 その日はバイクもよう走ってくれました。先生、ぼくね、もしかしたらバイクを嫌い
 やったんかもしれん。だから、あのときバイクに謝ったんです。『おまえ、いつもは
 故障すんのに、今日だけはよう走ったな。”気ィつけて行ってらっしゃい!”って、
 みんなが手を振ってくれて、おまえもうれしかったやろ。おまえは人に喜ばれるため
 につくられたのに、おれの乗り方が悪かった。これからは人に喜ばれるために走ろう。
 約束する。』って。そうやって謝っとったら、バイクが笑うたんです。その瞬間から
 バイクが好きになりました」

 いかがでしょうか?トマトを育てた女の子や暴走族の若者が感じた「自分にはこれが
 できる」という役割意識と、そのことが「人を喜ばせる」「人の役に立つ」という喜び
 をともなった利他的な手ごたえ。それらが彼らに生きていく力を授けたのです。情けは
 人のためならずといいますが、人のために行うことが自分のためにもなり、利他行為が
 自分の生きがいややりがいに通じていくのですから、それは実に心地いい逆説といえます。
 人は自分のためだけに生きても幸福にはなれないのです。自分の利だけを図って得た
 幸せは孤独で薄っぺらなものです。反対に、自分の利を後回しにして得た幸せはいつ
 までも色あせません。
 「あなたはあなたのままでいい」……いま、心理カウンセリングの場などで殺し文句の
 ように使われている救いと癒しの言葉です。たしかに、不完全な自分を受け入れること、
 等身大の自分で生きていくことは幸福の必要条件の一つです。
 でも、だからと言って、興味や関心の範囲が「自分」だけにとどまっていたのでは、
 「このままの自分でいんだ、これ以上、何もする必要ない」といった自己中心性や
 自己肯定感だけが肥大してしまうことにもなります。
 もし、ありのまま自分を肯定するのなら、その一方で、人のために自分は何ができるか、
 何をしたかということも問題にしなくてはなりません。
 「自分のため」と「人のため」が一人の人間の中でバランスよく共存したとき、その人の
 幸福感は最大値になるのです。



 『今日は心をみつめる日。』P112~116より




 
 7年ぶりの衛藤先生の新書です。めちゃめちゃ素敵な本ですね~。
 心の深いところにビンビンと響きます。まだ今年も始まったばかりですが、
 2011年おススメの一冊です。YouTubeに講演会の一部がUpされておりましたので
 是非ともご覧ください。とても面白い講演内容です。
 さて、本文からはトマトを育てた女の子とボランティアを行った暴走族の若者の
 話を掲載してみました。この一部からでも、この本の素敵さが伝わるのでは
 ないでしょうか!?
 衛藤先生の解説で、「あなたはあなたのままでいい」…この言葉は、
 心理カウンセリングの殺し文句となっているが、それだけではやはり全てではない。
 自己肯定感を高めて自己受容するのも大切だけど、あくまでも自分だけの事を考える
 のではなく、人の為に何をするか、何ができるかを考えなければ、本当の幸福感を
 高めることは出来ないと解説しております。まさしく深く同意します。
 やはり何よりも利他の気持ち大切ですよね。
 こんな素敵な内容が盛りだくさんですから、是非ともご購入をおススメします。
 
  
 <こんな人へおススメ>
 ちょっと人間関係に悩んでいる人や自分を見つめ直したい人。
 そんな人にとてもおススメです。






『イーグルに訊け』 ~天外伺朗・衛藤信之~ [衛藤信之]

ソニーの犬型ロボット「AIBO」の開発を主導したことで知られる天外伺朗氏と
カリスマ心理カウンセラー衛藤信之氏が、混迷の度を深める現代社会で生きる知恵を
アメリカ・インディアンの人生哲学の中に探る。
彼らの哲学は、物質的なものを重視するあまり、精神面の豊かさを失いつつある現代人に
とって、貴重な「生きるヒント」となる。


イーグルに訊け インディアンに学ぶ人生哲学 (ソフトバンク文庫NF)

イーグルに訊け インディアンに学ぶ人生哲学 (ソフトバンク文庫NF)

  • 作者: 天外 伺朗
  • 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 発売日: 2008/08/19
  • メディア: 文庫



<著者のご紹介>
   天外伺朗(てんげ しろう)
 本名・土井利忠 元ソニー(株)上席常務。工学博士(東北大学)
 1964年、東京工業大学卒業後、42年余りソニーに勤務。その間、CD、ワークステーションNEWS
 犬型ロボット「AIBO」などの開発を主導。また、人工知能と脳科学を統合した新しい学問
 「インテリジェンス・ダイナミックス」を提唱した。現在は、ホロトロピック・ムーブメントと称する
 医療改革運動に取り組んでおり、人々が病気にならないようにサポートし、病気になったら
 ひそかに意識の変容をサポートする施設作りを推進している。また「天外塾」という企業経営者を
 対象としたセミナーを開いている。

 衛藤信之(えとう のぶゆき)
 日本メンタルヘルス協会代表。心理カウンセラー。
 南カルフォルニアで学んだ人間性中心心理学を基に、日常に役立つ人間関係スキルの
 オリジナルプログラムを開発。日本国内でその啓蒙・普及に務める。
 また、年間約200本の企業講演・社員研修を担当、日本一企業顧問数の多い心理カウンセラー
 として全国各地を日夜奔走している。


<この本との出会い
   もともと衛藤さんの本には興味があり、今回イーグルに訊けが文庫化されたのを
 きっかけに購入しました。





<本文からご紹介>

 現代日本人の”心の危機”を避けるヒント ~衛藤~

 しかしそんな限られた時間の中でも、私は彼らのシンプルで力強い言葉や暮らしぶりそのものから、多くの気づきを得ることができました。
 伝統派インディアンの長老は、
 「わしらはすべてつながっている」
 というところから、世界を見つめています。彼らは、自分の幸せは自分だけで築けるものではなく、他の人々。植物、動物たちすべての幸せとつながらなければ完結しないということを、深く理解しているのです。
 このことは、「隣人を愛しなさい」と教える宗教の本質とまさに同じですし、私は何となくイルカを連想するのです。イルカは見た瞬間に、相手が苦しんでいるかどうかわかるといいます。イルカにとって仲間の苦しみは自分の苦しみであり、自己と他者というはっきりした境界がないのです。
 最近、日本の若者の間でイルカがちょっとしたブームになったのは、人々がそういったつながりを求めているからではないでしょうか。
 インディアンの村で出会ったものは、どこかなつかしい、私たちが忘れてしまった昔の日本の風景にとてもよく似ていました。
 私たち日本人は、明治維新以来、近代化のプロセスで伝統的な行事や世界観をどんどん失ってしまっています。そもそも、戦後に産業大国として科学テクノロジーの恩恵を享受できるようになったのは、伝統文化を否定するとことから始まっているのです。
 そして必死になって走ってきたいま、私たちは経済の繁栄とは裏腹に、精神が崩壊過程にあることに気づいています。特に、私はカウンセリングをしていますから、その驚異を日々身にしみて感じているのです。
 インディアンの儀式や長老の会話の中には、そんな日本人の“心の危機”を避けるためのヒントがたくさん詰まっていました。
 もっとも、私は先住民文化の研究家ではありませんし、それぞれの儀式に専門的に詳しいわけではありません。インディアンが行う儀式を具体的に観察するというより、その背景にある精神性を、カウンセラーという立場から見つめていました。ですから、今回は、インディアン文化について解説するというのではなく、私が彼らとふれあった短い時間に感じたことを、現代における心の病理を解決するヒントとして述べていきたいと思います。




 
 以前、「アメリカ・インディアン笑って生きる知恵」「パパラギ」を読んで、インディアン等に関してはとても
 興味があったのですが、私の尊敬する衛藤さんの、この本は読んでませんでした。
 たまたま、今回文庫化されるとのことで、よいタイミングだと思い購入し読んでみました。
 この本はソニーの天外さんと衛藤さんの共著で、天外さんと衛藤さんが交互に意見交換するみたいな、
 形式で構成されています。天外さんがインディアンの伝統文化について詳しく解説し、衛藤さんが
 心理カウンセリングの立場で解説を行うみたいな感じでとても読みやすいです。
 読んでみると、インディアンの伝統文化は日本古来の文化ととても似ているんですね。
 そんな日本古来の文化が少なくなっていることが、”心の戦争”と呼ばれる自殺者の増加につながっている
 のではと記述されておりました。なるほどと思いました。
 それはお祭りでストレスを解消する効果とか、子どもとお年寄りのつながりとか、隣人とのつながりとか・・・
 インディアンの世界で大切に守られていることを、我々日本人はどんどん遠ざけて来ている気がします。
 核家族化とか個人主義とかいろいろいいわけをしてしまいますが、やはりお節介でも人とのつながりは
 大切なんですよね。ちょっとしたイベントでいいんですよね。仲間で集まって飲みに行ったり、スポーツでも
 キャンプでも、日程があえば旅行にでも・・・・それがストレス解消となり、また、隣人とのつながりになって
 いくのでしょうね。いやいや、やはり積極的にこれからもお節介をして行きたいと思いました。
 
 衛藤さんは心理カウンセリングなので、この本の中に心を癒す方法が実は沢山隠されています。
 ちょっと疲れたと感じた方は、この本を読んで、その中に隠されている何か行動を起こすことが大切です。
 




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