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『悔いのない生き方に気づく 24の物語』 ~中山和義~ [中山和義]

死ぬ間際では遅すぎます、 生きている間に「本当に大切なこと」に気づいてください。

死に際の言葉が歌になり、寝たきりの母親に奇跡を起こした話
(28ページ)
病床で「学級新聞」を書き続けた男の子の話
(35ページ)
犬猿の仲だった息子の腕の中で息をひきとった父親の話
(93ページ)
戦死した仲間を想いながら、死ぬまで日の出の写真を撮り続けた男性の話
(108ページ)

・・・など収録




悔いのない生き方に気づく24の物語

悔いのない生き方に気づく24の物語

  • 作者: 中山和義
  • 出版社/メーカー: フォレスト出版
  • 発売日: 2009/10/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



<著者のご紹介>
 中山和義(なかやま かずよし)
 1966年生まれ。成蹊大学経営工学科卒業、アメリカのホップマンキャンプ、
 メンフィステニスアカデミーで海外のスポーツビジネスを経験、帰国後、
 ヨネックス株式会社勤務、テニススクール担当として200ヶ所以上の事業所で
 販売促進企画を実施、退社後、父親の経営する緑ヶ丘ローンテニスクラブの
 経営改善に着手、赤字テニスクラブを業界トップのテニスクラブに改善。
 その後、テニスショップ、テニスサポートセンターをオープン
 オリジナルブランドを立ち上げ、ラケットやガット、テニス練習機などを中心に
 売り上げを伸ばしている

 日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー
 日本コンサルタント協会PBCコンサルタント
 テニス事業協会 理事

 心理カウンセラーとしての知識を応用した講演は企業や商工会議所
 NPO団体などでも高い評価を受けている。

 テニス普及のためのNPOテニスネットワークを設立、
 三鷹青年会議所の理事長を務めるなど地域ボランティア活動にも力をいれている。

 著書に29万部突破の感動物語『大切なことに気づく24の物語』、
 『客は集めるな!~お客様とのきずなを作る3つの関係~』
 『テニス・メンタル強化書』、
 『人生が変わる感謝のメッセージ』などがある。


<この本との出会い
 会社の同僚に渡されました。 ありがとうございます!





<本文からご紹介>

無表情のわけ

 検査で喉頭がんと診断された年配の男性がいました。
 しかし、彼は医師からの手術の説明にはまったく耳を傾けないで

 「最後まで手術をしないで戦う」

 と言って、手術の治療を拒みました。
 新聞記者だった彼にとって、声を失う手術を受けると取材ができなくなるからでした。
 しばらく、入院した彼はその後、手術をしないで自宅で療養することになりました。

 しばらくして、彼が再び、入院することになりました。

 病状が悪化してしまったので、手術をする必要があったからです。
 痩せて、水さえも飲むことができなくなって、苦しそうに呼吸をしていた彼の姿を見て、
 看護師さんは「こんな状態になるまで自宅で過ごしていたのか…」と彼の意思の強さに驚きました。
 気管切開の手術を受けることになった彼は、看護師さんに

 「負けました。病に負けました」

 と一言だけ話をしました。
 気管切開の手術を受けると声をだせなくなるので、これが彼の最後の言葉でした。

 彼は若い頃から熱血新聞記者としえ仕事一筋で生きてきました。
 全てを仕事にかけるような人生でした。
 そのために、息子さんや家のことは全て奥さんに任せっきりだったようです。
 以前に入院した時に看護師さんに
 
 「取材、取材でいつも飛んで歩いているから、女房には苦労をかけた。
 定年になって仕事を退いたら、取材旅行ではなくて、夫婦水入らずで温泉旅行に行きたい。
 女房に楽をさせることがこれからの私の生きがい。
 これからは女房との時間を大切にした」

 と話していたそうです。

 やがて、彼はガンの進行のために首から下の神経麻痺が起こり、手足が動かなくなりました。
 彼の奥さんが時間のある限り、彼に付き添っていましたが、彼の顔からは笑顔が無くなって、
 無表情になり、一点をみつめたまま、誰の言葉にも反応しなくなりました。

 奥さんに
 「主人が最近、全然、話を聞かなくなり、笑わなくなりました。
 何を話しても無反応で夫が何を考えているか分かりません。
 どうかなってしまったんですか?」
 と相談された看護師さんは「これからは女房との時間を大切にしたい」と彼が
 言っていたのを思い出して、彼のこの気持を声が出せない彼の代わりに
 伝えてあげようと考えました。
 そして、奥さんがお見舞いに来た時に、彼が奥さんと一緒に温泉に行きたがっていたことや、
 本当に奥さんに感謝しているという彼の想いを伝えてあげました。

 ふと、黙って聞いていた奥さんが彼の方を見ると、彼の口が歪んで鼻水と涙で
 顔中がぐちゃぐちゃになっていました。
 奥さんは泣いている彼の涙をゆっくりと拭いてあげると

 「私は今が一番、幸せよ
 1日中どこにも行かないあなたのそばに、ずっと一緒にいられることが今まであった?
 こんなに一緒にいられる時間持てて、私は今が一番、幸せ。
 迷惑とも苦労しているとも、ちっとも思わない」

 と泣きながら、震える声で彼に話しかけました。
 その後の男性はこれまで見たこともないような穏やかで優しい顔つきになりました。

 その1週間後、彼は奥さんに見守られながら静かに亡くなりました。

 看護師さんは

 「私もこの夫婦のようになりたいと思って、この時に彼の奥さんが自宅の庭から摘んで来たバラを
 いただいて私の家の庭に植えたんです。毎年、咲いてくれる花を眺めながら、
 伝えなければ伝わらない想いがあることを忘れないようにしています」
 と話してくれました。

 病気になってからでは伝えられないこともあります。
 身近な人に、自分の感謝の気持ちを忘れずに伝えることが大切です。


 人生の岐路に立った時、あなたは家族と仕事のどちらを選びますか?
 難しい質問だと思いますが、どうしても仕事を選ばなければならない時、
 仕事を支えてくれる家族の存在に感謝をすることを忘れてはいけないと思います。





 先日「エチカの鏡」で大津 秀一先生の『死ぬときに後悔すること25』がご紹介されておりましたが
 この本もまたかなりの感動ストーリーです。このようなホスピスで働く看護師さんの体験の記録を
 24話選りすぐって掲載されております。
 本文からのご紹介では迷いましたが、”無表情のわけ”を選んでみました。
 とても素敵な夫婦だと思うのですが、中山さんのコメントもまた素敵で奥が深いな~と感じました。
 ”家族と仕事のどちらかを選ばなければならなくなり、もしその時の選択が仕事になったとしても
 仕事を支えてくれる家族の存在に感謝することを忘れてはならない”まさにそう思います。
 これはさまざまなことにも当てはまると思います。何かを選択した時は、何かを犠牲にするのではなく、
 選択を外した方に感謝を忘れない。この気持ちが大切ですよね~。これが出来るのと出来ないのでは
 将来が大きく変わってくるのではと感じております。選択した結果に対して今まで罪悪感を感じていた
 気がします。きっとそれでは良くなく、感謝を感じ伝えることが大切なんですね~。
 「だって仕事だもしょうがないじゃん!」ではだめだということですよね。ちゃんと相手に感謝を感じ
 伝えることが大切だと・・・ 
 こんな素敵なお話が盛りだくさんです。 ・・・24の物語シリーズハマりそうです・・・

  
 



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