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『半ケツとゴミ拾い』 ~荒川祐二~ [荒川祐二]

NHK「おはよう日本」などで著者が紹介され大反響!!
毎日おもしろくない。ダルい。 変わりたい・・・!
そんなあなたに読んでほしい。 かつての僕がそうだったから。


半ケツとゴミ拾い

半ケツとゴミ拾い

  • 作者: 荒川 祐二
  • 出版社/メーカー: 地湧社
  • 発売日: 2008/12
  • メディア: 単行本



<著者のご紹介>
 荒川 祐二(あらかわ ゆうじ)
 1986年大阪生まれ。上智大学経済学部卒。
 学生時代に1本のドキュメンタリー映画を見たことをきっかけに、「自分を変えたい!」と
 いう思いで、毎朝6時から新宿駅東口の掃除をたった1人で始める。
 現在、自身の体験をもとに全国で講演を行うとともに、「あなたを見てインスピレーションで
 言葉を書きます」という活動も展開中。


<この本との出会い>
 読書のすすめの清水店長が、以前おすすめしてました。 いや~いい本ですね。
 ご紹介ありがとうございます!





<本文からご紹介>

 水ギョーザと丸刈りヒツジの物語
 夢なし、自信なし、希望なしの大学生

 「生きる価値なし」

 それが20年間生きてきた自分に対する自分の評価である。

 我ながら厳しい評価をするなぁとも思ったが、これは本音だ。

 夢や目標も持たずに、毎日ダラダラと生活してきた自分に対しては
 恐らく正当な評価であろう。

 少し僕の生い立ちを話そう。

 僕は金持ちだ。

 というより、僕の親は金持ちだ。

 両親は関西で大手のラーメンチェーンを一代で創業したかなりのやり手で、
 僕が物心ついた頃には、もう相当裕福な生活をしていた。
 当然、その息子である僕もその恩恵を大いに受け、贅の限りを尽くしていた。

 両親は基本的に大らかに育てる教育方針で、人に迷惑をかけてしまった場合や
 最低限のマナーを破ってしまった時は鬼のように叱られたが、それ以外は基本的に
 子どもの要求に対して「何でもやってみろ」という「NO」と言わない育て方であった。

 それをいいことに、僕は欲しいものを片っ端から手に入れ、毎日ご馳走を食べ、
 凶暴化したトムとジェリーのように親のスネをとことんかじりまくっていた。

 小学校、中学校、高校とそんな環境で生活し、大学入学と共に東京で1人暮らしを
 始めた時も、そんな性格は全く変わらなかった。

 「栄養費」という名目で両親から振り込まれた月30万近くのお金を使いこみ、
 それでいて毎日する事といえば、目的もなく友人とただ時間をつぶしたり、
 毎晩飲み歩いたり。

 そんな生活が大学1年、2年、3年と続けば、「これはマズい」と普通誰もが思うだろう。

 しかし、当の本人の僕は全く思っていなかった。

 学校をサボり、家から一歩も出ない。

 気づけば、僕は完全な「ダメ男」へと見事な返信を遂げていた。

 これが何か山に籠っての修業を積み重ねた先に得た結果なら喜びもあろうが、僕の場合は、
 堕落の果てに行き着いた結果である。

 しかも、この生活が快適だから、厄介な事この上ない。

 何時間もつかっていられるような気持ちのいいぬるま湯に、体を入れている状況なのである。
 そして、一歩でも外の世界に出ると、厳しい世界が待っている。

 そんなもの外に出る人間がいる訳ないではないか。

 しかし、放っておいても時間ばかりが過ぎていく。周囲の環境も徐々に変化していくものである。

 「諸行無常」という言葉がある通り、すべてのものが時を経て移り変わりゆく。

 大学2年までは周りにも同じような同志が数名いたこともあり、引き続き安心してぬるま湯に
 入浴していたのだが、大学3年の夏にもなると、状況も変わってくる。

 もうすぐ就職活動を迎えるということもあり、にわかに周りが異様な、また、僕にとっては困る
 動きを見せはじめたのである。企業に研修に行ったり、OB訪問に行ったり、志望理由書を
 書いたりと、それぞれがそれぞれの夢や目標に向かって歩みはじめた。

 これは困った。同志が減ってしまうではないか。

 とはいっても、自分も彼らと同じ事をしようとは露にも思わなかった。

 何といっても、水ギョーザのようにフニャフニャになるほど、ぬるま湯に完全につかっりきった僕に
 「夢」や「目標」なんでものがある訳がなかったからである。

 「なぜやりたくもない事をやらなければいかんのだ」と、「学生」という肩書を取ってしまったら、
 ただの「水ギョーザDe!! ニート」のくせに、その点に関してはやけに偉そうにいばり散らしていた。





 
 本文からのご紹介だけでは、いったいこの若者は何を言いたいのだろうかと感じると思いますが、
 この男凄いんですよね~。 こんな「ダメ男」が一本ドキュメンタリー映画を見て、”何かしなきゃ”と感じ、
 ほんの軽い気持ちで新宿駅東口でゴミ拾いを始めるのです。
 しかも背中には”一緒にそうじしてくれる人募集”の段ボールを背負ってです。
 しかしそこには苦難が当然待ち構えています。何度も挫折しようと思い、そしてとどまり、気がつけば
 あの掃除の大御所株式会社イエローハットの創業者鍵山秀三郎さんまで集まるのです。
 何といっても、著者の荒川さんは、本文からのご紹介で説明したように、本当に普通の大学生なんです。
 むしろ普通より気力のない大学生かもしれません。そんな彼でも、地道に何かを続けることで道は
 ひらけるものなんですね~。 いや~久々に心が熱くなる素敵な本に出合いました。
 この本は是非とも気力のない人々に読んで欲しい一冊ですね。
 ちなみに、荒川さんの心に火をつけたドキュメンタリー映画とは、てんつくマンの「107+1 ~天国は
 つくるもの~」です。さらに、このタイトルの半ケツとは・・・それは読んでからのお楽しみです。
 でも、個人的にはこの「半ケツとゴミ拾い」というタイトルで購入をためらった人は大勢いるような
 気がするんですが・・・・そんな私もその一人です。でもマジで熱くなる本です。
  




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