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『ドクター由美の脳力育成HACKS!』 ~川田浩志~ [川田浩志]

 遺伝は頭のデキを左右するのか
 人の体系は脳がコントロールしている
 脳のサビつきを防止する物質とは
 ストレスを脳科学的に乗り越える方法

 大人になっても 脳は育てることができる!

 最新脳科学の知恵で
 あなたの仕事、勉強、生活はこんなに変わる



ドクター由美の脳力育成HACKS!

ドクター由美の脳力育成HACKS!

  • 作者: 川田 浩志
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2010/03/15
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



<著者のプロフィール>
 川田浩志(かわた ひろし)
 1965年生まれ。東海大学医学部内科系大学院修了、医学博士
 米国サウスカロライナ州立医科大学ポストドクトルフェローを経て、
 現在、東海大学医学部血液内科准教授として最先端の診療・研究・教育に
 従事している。
 診療面では、内科診療とともに予防医学の推進にも力を入れており、
 抗加齢ドックで面談医を務めている。
 自らが本格的な健康生活実践派の本領を発揮した「メンタル―体―食事」
 三位一体型の生活指導には定評があり、講演やTV・ラジオ・雑誌などの取材も多い。
 研究面では、抗加齢医学や再生医学の研究を医療につなげるトランスレーション・
 リサーチに取り組んでおり、本書中にも登場している脳組織再生の研究成果は、
 現在、実際の医療現場で神経内科専門医との共同臨床研究へと発展している。
 教育面では、ベストティーチャー賞に複数回輝くほどの医学生への学習指導手腕を
 買われ、東海大学医学部の教育中枢機関である教育計画部の次長を務めるとともに
 2010年度よりは歴代副学部長が務めてきた東海大学医学部医師国家試験対策
 委員長に就任予定。
 ほかに、東海大学ライフケアセンター副センター長、早稲田大学客員講師、
 海老名メディカルサポートセンターアンチエイジングドック顧問、
 日本内科学会認定総合内科専門医・指導医、
 日本血液学会認定専門医・指導医・代議員、
 日本抗加齢医学会認定専門医・評議員、
 日本再生医療学会評議員、日本リンパ網内系学会評議員、米国抗加齢医学会・
 内科学会、血液学会インターナショナルメンバーなども務めている。 

 受賞:
  笹本浩賞(医学部卒業時)
  東海大学医学部振興会賞(研修医終了時)、
  松前重義賞(一連の学術研究に対して)など。


<その他の著書>
 『HEALTH HACKS! ビジネスパーソンのためのサバイバル健康投資術』
 『サクセスフルエイジングのための3つの自己改革』など


<著者のブログ等>
 Dr川田浩志のアンチエイジングワールド・リポート


<この本との出会い
 以前川田先生の『HEALTH HACKS!』を読んで衝撃を受けました。  その川田先生が新刊を出されたということを先生のブログで知り、即購入です! 

<本の構成>
 はじめに ~脳は変わります
 Chapter1 プロローグ「脳は育てるもの」
 Chapter2 スタートライン「脳を知る」
 Chapter3 ホップ「脳を育てる準備をする」
 Chapter4 ステップ「脳を育てる」
 Chapter5 ジャンプ「脳を活かす」
 Chapter5 エピローグ
 あとがき
 参考資料

 ページ数 319ページ
 読書時間 4時間


<以前紹介した著書>
 『HEALTH HACKS! ビジネスパーソンのためのサバイバル健康投資』
  



 ⑤ 五感の活用でシナプスを増やす
 「さてと、増加的知能観に沿って目標を立て直すことになったところで、さらに記憶を
 増強させる方法についても話しておこうかしらね。だいじょうぶ?疲れていない?」
 「僕はもちろん平気だけれど、一条さんこと、だいじょうぶ?だったら、ぜひ聞きたい」
 うなずく由美を見て、光一はノートのページを急いでめくった。
 「記憶というものは、要するに、いろいろな情報の入力が組み合わさってできているわけ。
 たとえば、私がこうして話している”脳を育てる方法”にしても、そのノートにメモした
 こと以外に、私が二宮君に問いかけている場面なんかを組み合わせて記憶しているわよね。
 これを専門用語では、『分散記憶システム』といって、この分散記憶システムをフル活用
 するほど、つまり、いろいろな情報を組み合わせて記憶するほどいいの。それぞれの情報に
 関わる脳の記憶部分がシナプスを形成し、互いに連絡を取り合って記憶を強固にするから」
 「なるほどね。たしかに何かを勉強するときは、単にテキストを読むだけじゃなくて、
 こうしてレクチャーを受けたり講習を受講してりするほうが記憶には残るもんね。でも、
 すべてのことをライブの講義で勉強することはできないよ」
 「そんな必要ないわ。―五感よ。つまり視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚という、私たちの
 情報入手の基本。これらの感覚は、それぞれ脳の使う場所が異なるの。だから、五感を
 できるだけ利用するのよ」
 「あ、なるほど!」
 「五感を多く利用するほど、記憶材料も増えるし、想起、つまり思い出す際の手がかりも
 増えるでしょう?このとき大事なのは、それぞれの感覚をどう活かすか工夫することなの。
 たとえば、視覚情報というのは、文字や図だけじゃないわ。色もあるでしょう。だから、
 覚えたいことを分類して色分けしたりするのは記憶の助けになる。聴覚も、教える側の
 声だけでなくて、復習する際に自分の声を出すことで記憶はより促進されるのよ?」

 「さて、増加的知能観を養ってポジティブ思考で明確な目標を立て、これに向かって
 感情や五感をフル活用して海馬に最大限の刺激を与えながら学習したら、その日は
 ぐっすり眠ることね。睡眠が、以前話したようにホヤホヤの記憶を脳に固定させる
 効果あるから」
 「眠るのも勉強のうち、ってことだよね」
 「そのとおりね。そして、最後の仕上げに、さらに学習してからあまり間を置かずに、
 復習によってさらにL-LTPの発生を刺激すること」
 「オーケー!教えてもらった”脳を育てる勉強法”を、さっそく実践してみるよ(図19)」
 そう言って光一はノートを閉じたが、ふと思いついたように言った。
 「学習したことを記憶するのにいちばん良い方法は、人に教えることって聞いたことが
 あるんだけど、今日のレクチャーには出てこなかったね」
 「それって、きっと『学習ピラミッド』のことね」
 「学習ピラミッド?」
 「アメリカの大学生を対象とした調査結果から、学習したことを人に教えることが、
 最も記憶の保持に役に立つということを示したものよ」
 そう言うと、由美は実際の資料を探し出してきて、光一に見せた(図20)。
 「あ、これって、以前にどこかで見たような気がするよ」
 「ビジネス書などでときどき引用されることがあるから、たぶんそれを見たんでしょうね。
 私の調べたかぎり、この表は何十年も前のかなり昔に作られたもので、数字の算出には
 科学的根拠の不明な点もあるので、今回のレクチャーには含めなかったのよ。
 ―でも、まあ、勉強したことを人に教えるのは、感情も刺激されるし、復習にもなるので、
 L-LTPの形成が促進されて記憶が深まるたいへん良い方法であることは確かね」
 「ということは、一条さんが”脳を育てる方法”をオレに教えているのは、一条さんの
 ためにもなっているってことだね、きっと」
 「―二宮君、ずいぶんポジティブ思考になったわね…」
 由美は、苦笑した。


脳.png

図20.png


 『ドクター由美の脳力育成HACKS!』P198~P203



 いやいやめちゃめちゃ面白ですよこの本。
 『HEALTH HACKS』の続編かと思いましたが、今回は何とストーリー仕立てでの取り組みです。
 それでいて、さすが川田先生、キチンとしたエビデンス(科学的根拠)があるものを
 中心に書かれているところがさすがですね。
 本文からは”五感の活用でシナプスを増やす”を掲載させていただきました。
 が、文字のみだとやはりイメージがわかないので、図も頑張って作成してみました。
 この図とても解りやすいと思うんですよね~。以前池谷先生の『単純な脳、複雑な「私」』を
 読んだ時にも感じたのですが、脳はあくまでも外的要因又は刺激があって初めて働くものである。
 川田先生は、その外的刺激(五感)をうまく利用しながら勉強していけば、学習能力があがり、
 脳も育っていくということを、とても解りやすく説明していると思います。
 ただ単純にテキストや本を読んで学習するのではなく、声を出して読んでみたり、マーカーで
 色を付けてみたり五感を同時に利用すると脳は育ちますよ~ということですね。
 また、復習も大切だとの記述で、私も以前読んだ本を読みなおしてみるのも
 面白いな~と感じました。
 私自身も前作の『HEALTH HACKS』を読み、効率のよいウォーキングを心がけ、とても
 心身ともに健康になりました。健診の結果は異常なしで、体重は9Kg減です。
 (ちょっと最近は休みがちですが…)
 軽い運動は脳を育てるのにもとても効果があるとの記述があり、体のためと脳のため
 またウォーキングを続けてみようと思いました。
 脳の働きを知っているのと知らないのでは、仕事や勉強の効率が全然違うものになります。
 是非とも読んで欲しい一冊ですね。
 ※脳に関して興味が出た方は、池谷先生→川田先生→苫米地先生と順に読むのをお勧めします。





『HEALTH HACKS!』 ~川田浩志~ [川田浩志]

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HEALTH HACKS! ビジネスパーソンのためのサバイバル健康投資術

HEALTH HACKS! ビジネスパーソンのためのサバイバル健康投資術

  • 作者: 川田 浩志
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2009/02/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)



<著者のご紹介>

 川田浩志(かわた ひろし)
 1965年生まれ。東海大学医学部血液内科/抗加齢ドック准教授、
 東海大学ライフケアセンター副センター長、早稲田大学客員講師、
 海老名メディカルサポートセンターアンチエイジングドック顧問、医学博士。
 米国サウスカロライナ州立医科大学ポストドクトルフェローを経て、現職。
 内科診療とともに予防医学の推進にも力を入れており、抗加齢(アンチエイジング)ドックで
 面談医を務めている。自らがアンチエイジングと健康生活の実践派という本領を発揮して
 生活指導には定評があり、いくつかの雑誌に健康関連記事を連載するほか、
 講演やTV・ラジオ・雑誌などからの取材も多い。
 日本抗加齢医学会認定専門医・評議員、日本健康指導支援機構評議員、
 日本内科学会認定専門医・指導医、日本血液学会認定専門医・指導医・代議員、
 日本リンパ網内系学会評議員なども務めている。
 米国抗加齢医学会、米国内科学会、米国血液学会インターナショナルメンバーでもある。
 受賞:松前重義賞(学術部門)など。
 著書に「サクセスフルエイジングのための3つの自己改革」
 「なりたい自分BOOK」等。


 川田先生のブログはこちらです → Dr川田のアンチエイジングワールドレポートへ
 

サクセスフルエイジングのための3つの自己改革

サクセスフルエイジングのための3つの自己改革

  • 作者: 川田 浩志
  • 出版社/メーカー: 保健同人社
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 単行本



<この本との出会い>

 本屋では何度か見かけたていたのですが、何の本なのかよく分からず手に取ることも
 ありませんでした。 Podcastの新刊ラジオで紹介されいて、何か面白そうだな~との印象と
 あのディスカバー・トゥエンティワンから出版されている健康の本ということで、購入してみました。
 




<本文からのご紹介>

 眉ツバ健康ビジネスは、なぜ潰れないのか?

 ここでひとつ考えていただきたいことがあります。
 どうして眉ツバな健康グッツは、いっこうになくならないのでしょうか?
 それは、自分の健康にとって何がよいのかよくわからない人がとても多いからだと思います。
 正しいものがわからないので、もっともらしい説明だったり、よく耳にするような名前だったり
 すると、つい、自分にとってもプラスになるのではないかと思って購入してしまうのでしょう。
 つい信じてしまいたくなるような眉ツバな健康情報は、「はじめに」でご紹介したようなもの
 以外にも、まだまだたくさんあります。たとえば、以下のようなものです。


 まだまだある眉ツバ健康情報
  ・とにかくやせたほうがいい。
  ・格好の運動は、無理をせずに気持ちよく歩くこと。
  ・沖縄県民は長寿である。


 いかがでしょうか。いずれも、どこかで一度は聞いたことがある情報ではないかと思います。
 しかし、これらはどれも眉ツバ情報です。
 一見正しそうに見えます。しかし、ビジネス世代のほとんどの方たちにとっては、これらは
 健康に関してたいへん危険な誤解を生む可能性のある情報なのです。
 その理由は、このあと説明していきます。

 着実にワンランク上の健康を目指すためには、健康についてのブレない考え方を身につけて
 おくことが大切です。そのために、これから従来の健康本であまり語られたことのない≪健康の
 目指し方≫についてお話したいと思います。
 これは、ビジネス分野の名著「7つの習慣」に当てはめて考えていくとよいでしょう。
 ビジネスで成功するための原則は健康にもぴったり当てはまるのです。「健康維持も仕事の
 うち」ですから。





 じつは2009年1月にランニングマシーンを購入しました。この本の中で川田先生もランニングマシーンを
 お勧めしております。1月からなんとなく走り始めて、どんな走り方をすればどんな効果があるのかも
 良くわからずに試行錯誤を繰り返しながらも、1日30分程度(時には休みの日もありますが・・・)
 続けてきました。やっと出合ったって感じですかね~素敵な健康本に!って感じですね。
 やはり、眉ツバものの健康本が圧倒的に多いですよね~。それらに関してもこの本の中でバッサリと
 切り捨ててくれていますので、何の迷いもありません。痩せるためには、1日の消費カロリーを
 食事等から摂取するカロリーよりも多くすれば必然的に痩せるのです。まさにその通りです!
 何と言ってもこの本では科学的なエビデンス(科学的に証明された根拠の事)がある健康法だけが
 ご紹介されているので眉ツバ健康法に惑わされることはなくなりますね。
 本の構成がこれまた、名著とよばれるビジネス書をもじって各章が構成されていて、ビジネス書
 大好きな私にはニヤニヤしながら読むことが出来ました。難しい医学用語なんかもほとんで出てきま
 せんし、写真も時折まざって本当に読みやすい一冊です。
 ビジネス書を愛する方に健康を本気で考えていただくとても良いきっかけになる一冊ですね。
 




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