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『夕凪の街 桜の国』 ~こうの史代~ [こうの史代]

会社の同僚より、「夕凪の街 桜の国」を紹介されました。

夕凪の街桜の国









漫画です。しかもかなり薄めの本で、軽~く読めちゃいます。
・・・が・・・内容は濃いですね~。広島の原爆の話で、3世代に渡っての物語です。
夕凪の街 → 桜の国1 → 桜の国2 の3部作です。

まずは「夕凪の街」
 主人公 平野 皆実は、原爆で父、姉、妹を亡くし、母と2人で広島に暮らす。
 同僚との恋心を芽生えるが、原爆投下後の街並みや風景がトラウマになり、
 本気で恋をする事は出来ない。そんな戸惑いの中、皆実は発病してしまう。
 そのまま寝込み、強烈な一言を残す。
 『十年たったけど原爆を落した人はわたしを見て「やった!またひとり殺せた」
  とちゃんと思うてくれとる?』


続いて桜の国1
 主人公 石川 七波 1部の主人公の姪っ子にあたる。皆実の弟(旭)は原爆投下時には、
 親戚の家に疎開しており、被爆を逃れていた。その後その親戚に養子に入り、
 石川姓を名乗る。
 桜の国1部では、七波ちゃんの活発さや、友人の東子ちゃん、弟の凪生との楽しい思い出で
 構成される。しかし、最後に七波のおばあちゃんにあたる、平野ふじみが原爆の後遺症と
 思われる病気で亡くなり、1部は終わる。

最後に桜の国2
 主人公は1部に続き石川 七波
 父である旭が、最近ちょくちょく散歩と言っては、2日程度家を空ける事が多くなり、
 心配した七波が、こっそりと後をつけると言う展開で話は進む。
 実は、父旭と七波の母である、京花との出会いや、京花の死の理由など、
 3部全てを読むと、全体が始めて理解する事が出来ます。実は親子3代に渡る
 物語だと・・・・
 しかも、原爆の問題は、何十年たっても、まだ残っている事にも触れています。
 七波ちゃんの弟と、桜の国1で登場した東子ちゃんの恋も、原爆問題でこじれて
 いたのであった・・・

なんと、この作品も映画化決定です。
主人公 七波役には・・・田中 麗奈ちゃん 素晴らしいね~麗奈ちゃん
げげげの鬼太郎では、猫娘だよ~ 普通断らない?猫娘・・・・
いやいや、かなり演技には定評のある彼女 きっと素敵な作品にしてくれるでしょう。
7月28日ロードショーです。映画見る前に、是非とも漫画を読んで予習すべきです。
1回では解かりずらいので、2度3度漫画を読んで予習すべきだよ~。

話は変わるのですが・・・
 夕凪の街で、皆実が言う言葉
 『十年たったけど原爆を落した人はわたしを見て「やった!またひとり殺せた」
  とちゃんと思うてくれとる?』

 この言葉ですが、絵本の「わたしのいもうと」と言う本にも似たニュアンスが出てきます。

わたしのいもうと 

 





この絵本は、いもうとがいじめで不登校になり、そのまま、いじめた子は
中学になり、高校になり、それでも妹は、引きこもりそして・・・・
この絵本の最後にも、七波と同じ様な言葉で出てきます。
これまた強烈な一言ですので、是非とも、この作品も子供と読む事を
お勧めします。


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タグ:漫画 原爆
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